大家さんの知恵袋

「テナントリテンション」−見落としがちなリフォームのポイント−

(2011年 8月 11日)

室内のリフォームには「メインのリフォームじゃないけれど、必ずチェックしておきたい重要なポイント」がいくつかあります。今回は、そのポイントについてご紹介しましょう。


■建具の建付け(Vレール)
必ずチェックしておきたいポイントに「建て付け」があります。戸を開けるときにガタガタしたり、開けにくかったり・・・このような建て付けの悪さは、入居者のストレスとなります。
「エアコンが効かない」とか、「戸が外れた」など・・・大家さんや管理会社に連絡が入ってくる場合は、対応することで入居者の不満を取り除くことができます。しかし、建て付けのようなちょっとした不備はなかなか連絡しにくいもの。実は、このような「不便は感じるけど、わざわざ連絡して修理してもらうほどでもない・・・」という、ちょっとした不備が要注意なのです。戸の開け閉めは、ほぼ毎日のこと。このような小さな不満が蓄積されると、ちょっとしたキッカケで解約へとつながります。
そんな入居者のストレスを解消するものに「Vレール」があります。「Vレール」とは、引き戸金物の一種で、レール全体を床の中に掘り込んで取り付けるタイプのもの。素材は一般的なアルミから、高級感ある真鍮製、耐久性に優れたステンレス製、リーズナブルな塩ビ製のものまで様々です。
木製の敷居だと戸車で削れてきて次第にガタガタした建付けが悪くなってきますが、Vレールをはめてしまえば、建付けの心配もなく、開閉音もほとんどないので、入居者はストレスなく生活することができます。最近では、「開閉音がしないのがいい」と、リフォームの際に必ず「Vレール」に付け替える大家さんもいるほどです。



■建具の取手・つまみ・ドアノブ
収納扉やキッチン扉の取手やつまみも要チェックです。入居者の気持ち考えると「取れたら付け替えよう」ではなく、取れる可能性があるようなものはリフォーム段階で付け替えておく方がいいでしょう。
また、古いドアノブは、内部が鉄製のものが多く、表面上は問題がなくても中が錆びてスムーズに動かなくなることもあります。それが、浴室やトイレのドアノブだった場合、「入居者の閉じ込め」をしてしまうケースも少なくありません。安全上の観点からも古いタイプのドアノブは、取り替えるようにしましょう。



■混合水栓
混合水栓は、2ハンドル混合栓ではなく、シングルレバー混合栓に取り替えましょう。2ハンドル混合栓は、お湯の温度調節が難しく、最近ではシングルレバー混合栓が主流です。一度シングルレバーを経験している入居者にとっては、2ハンドル混合栓はとても面倒に感じるもの。ちょっとしたことのように思いますが、入居者の毎日の生活を考えると重要なポイントです。


以上、これらのポイントは入居者の目を惹く「決めるためのポイント」ではなく、入居後の安心で快適な生活を実現し、解約を阻止する「テナントリテンション」の要素が強いリフォームポイントです。どれも、少しの予算で実現できるものですので、空室対策はもちろん、入居者に少しでも長く住んでいただくためのリフォームポイントとして、しっかりと押さえておきましょう。

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